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2025.11.14

外国語学部外国語学科の中西弘教授が、第16回および第17回「日本英語コミュニケーション学会賞(研究奨励賞)」を受賞しました

 外国語学部・中西弘教授が日本英語コミュニケーション学会より第16回および第17回「日本英語コミュニケーション学会賞(研究奨励賞)」を受賞しました。本賞は、日本の英語コミュニケーション研究に貢献し、学術的に優れた論文に対して贈られるものです。
 今回、中西教授の以下2つの論文が高く評価され、11月12日(水)に今井尚生学長より表彰が行われました。
・第16回:「Examining the Role of Prosody Shadowing in Sentence Comprehension for Japanese EFL Learners」(The JASEC Bulletin, Vol. 32, No.1, pp. 49-59)
・第17回:「Effects of Visual Facial Information on English Pronunciation Improvement: A Comparative Study of Young Children and University Students」(The JASEC Bulletin, Vol. 33, No.1, pp. 1-9)
 受賞の報を受け、中西教授は「昨年は単著として、今年はゼミ生との共著として身に余る評価を頂き、大変光栄に存じます。いずれの研究も、シャドーイングが学習者の英語発音や理解にどのような影響をもたらすのかを検証したものです。特に二本目の研究は、子どもを対象とした研究で、早緑子供の園で貴重なデータを収集させて頂きました。ご協力くださいました副園長の土田先生、園児の皆様、ならびに関係者の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。今後も、第二言語の音声習得メカニズムの一端を明らかにできるよう、研究に精進してまいります」と語りました。