2025.10.10
日本公認会計士協会本部を訪問—会計専門職志望学生が第一線の有識者と交流—
2025年9月17日(水)~18日(木)、本学の「西南会計プロフェッションプログラム(SAPP)」に参加する公認会計士・税理士志望学生3名が、日本公認会計士協会本部(東京都千代田区)を訪問しました。
今回の研修視察旅行では、同協会の南成人会長をはじめ、監査法人の代表社員など、会計・監査分野の第一線で活躍する有識者との面会・意見交換を実施。とりわけ、わが国の公認会計士の第一人者である南会長と学生が直接面会できる機会は全国的にも例が少なく、学生にとって大変貴重な経験となりました。
南会長との約2時間にわたる懇談では、会計専門職に求められる倫理観、グローバル社会における公認会計士の役割、若手人材への期待など、多岐にわたるテーマで意見を交換。学生たちは、専門職としての使命感やキャリア形成に関する示唆を得るとともに、本学独自の本格的な交流の場を通して、自らの進路への意識を一層高めました。
また翌日には、都内の監査法人のオフィスを訪問し、実務現場の雰囲気を体感。職員との質疑応答を通じて、将来像を具体的に描く機会となりました。
SAPPは、本学の教育推進プログラム(学部横断プログラム)の一環として、日本公認会計士協会北部九州会や監査法人等の協力を得ながら、商学部・原口健太郎准教授と経済学部・丹波靖博教授が推進している取り組みです。今回の東京視察は、会計専門職を志す学生にとって、人脈形成と知見拡充の双方を実現する意義深い研修旅行となりました。