2025.07.23
法学部・小寺ゼミでLEGO® SERIOUS PLAY®を活用したワークショップを行いました
LEGO® SERIOUS PLAY®とは、遊びと学びの融合の中に問題解決のプロセスを巧みに織り交ぜた新しい教育手法の1つで、近年、教育現場や企業などで注目されており、組織の戦略立案、キャリアデザイン、チーム内の課題解決などさまざまな目的で活用されています。
7月22日(火)、LEGO® SERIOUS PLAY®の認定ファシリテータである下田泰奈先生(北九州市立大学)を講師にお招きし、法学部・小寺ゼミ(2~4年生合同)においてワークショップを行いました。
ワークショップでは「わたしの強み」「5年後になりたい姿」「5年後の世界情勢」「5年後の世界を実現するために明日から取り組むこと」といったテーマをもとに、レゴブロックを使って各参加者が作品を作り、ブロックを通して自分の思いや考えを伝え、参加者間で対話するというプロセスを繰り返しました。学生たちは、このワークショップを通して、自分の将来や世界との関わり方について、作品を通して他者に考えを伝えることで、新たな気付きを得ていました。
このワークショップを企画した小寺智史教授は次のように述べています。
「LEGO® SERIOUS PLAY®を日本の高等教育に導入する試みは全国で少しずつ始まっているが、同調圧力が強い日本社会において、自分の意見を他者に伝えることは実はすごく難しいことである。LEGO® SERIOUS PLAY®は、作品を通じて自分の思いや考えを伝えることができる点で、教育的にも大きな可能性を秘めている。今回、認定ファシリテータの下田先生に来ていただいてワークショップを開催したことで、学生と共にその可能性を強く実感することができた」