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2025.07.23

「ライフデザイン応用(1)」受講学生による最終発表会を行いました

  7月11日(金)、ライフデザイン(応用)の最終発表会を2号館401教室で行いました。
ライフデザイン応用は、2年生を対象とした企業連携PBL(Project Based Learning)科目で、学部学科の垣根を越えて多様な専門性を持つ学生が集まり、企業から提示された課題に取り組みます。学生たちはそれぞれの知見を持ち寄り、実践的な解決策を導き出し、最終的に企業に対してプレゼンテーションを行います。授業は、キャリア特任教員の指導のもと、マーケティング、法学、心理学などを専門とする教員からの助言やサポートを受けながら進められるため、学生はキャリア形成と大学で学習した知識を応用する実践力を同時に高められるのが特長です。
 昨年度より前期の「ライフデザイン応用(1)」では、サントリーグループ各社とタッグを組み、講義を実施しており、今年度はサントリービバレッジソリューション株式会社にご協力いただきました。現在同社では、「自販機前のイライラとはさようなら。アプリを起動して、ピッとタッチするだけで買えちゃう 自販機キャッシュレスアプリ**「ジハンピ」**」を導入した自動販売機の設置を進めています。
 今回、学生たちは以下の2つの課題に取り組みました。
 1. ジハンピアプリの普及とアクティブユーザーの増加
 2. 大学構内に設置されている自販機でのジハンピ利用率向上
 学生たちは数ヶ月にわたる議論と調査・分析を重ね、その結果をデータとともに解決策としてまとめ、発表会では、各チームが綿密に練り上げたプレゼンテーションを披露。時折、同社の社員9名の方々から感嘆の声があがる場面も見られ、「感動しました。全員にブラボー!と言いたい。」という評価もいただきました。昨年「ライフデザイン基礎」を履修していた1年生の頃の姿と重ね合わせ、1年間での大きな成長を感じさせてくれました。
 企業から与えられたリアルな課題に取り組むプロセスを通じて、学生たちは問題発見・解決能力はもちろんのこと、多様なメンバーと協力するコミュニケーション能力や協調性を大きく向上させました。さらに、実践的な知識の応用力や、論理的に思考し批判的に検証する思考力も養われました。
 今回のPBL発表会は、学生たちの成長を間近で感じる貴重な機会となりました。