OPEN

2025.03.21

2024年度卒業礼拝、卒業証書・学位記授与式を挙行

 3月21日(金)、2024年度卒業礼拝、卒業証書・学位記授与式を執り行い、学部生1,826名、専攻科生1名、大学院生30名の合計1,857名が卒業し、新たな門出を迎えました。
 チャペルで行われた卒業礼拝には、約250名の卒業生と保証人、教職員が出席。日本バプテスト連盟理事の本山大輔氏が「不完全であれ」と題して奨励を行いました。
 続いて、本学体育館(ジムナシオン)で行われた卒業証書・学位記授与式では、今井尚生学長が告辞を述べ、「問題意識を持ち続けることの大切さ」を説きました。今井学長は、「理系文系を分ける考えはヨーロッパの学問の伝統になく、多くの偉大な科学者たちも哲学的問題に強い関心を持っていた」と述べ、また、自身の学びも物理学から文学へ転じ、「科学と宗教の関係」という問題意識を追求してきた道のりを紹介。自身の経験を交えながら、理系と文系の分断を超えた学びの意義について強調し、「これから社会に出ていく卒業生の皆さんも、皆さんの時代の問題意識をもって新しい道を切り開いていってください」と卒業生を励ましました。
 最後に今井学長は、「時には挫折もあるでしょうが、どんな歩みも無駄ではなく、人生の意味はその生き方によって後から見いだされるものです」と卒業生を勇気づけるエールを送るとともに、詩編37編の「主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる」という言葉を引用し、卒業生の新たな旅立ちを祝福しました。
 卒業生、ご家族、関係者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。

 卒業式当日の様子はYouTube学院公式チャンネルでも配信しています。ぜひ、ご覧ください。
 ●YouTube学院公式チャンネルはこちら
 西南学院公式チャンネル – YouTube