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2025.03.05

宮崎幹朗教授(法学部)が最終講義を行いました

 3月3日(月)、今年度末で定年退職を迎える法学部法律科の宮崎幹朗教授が最終講義を行い、法学部生をはじめとする受講生や卒業生、教職員など約60名が出席しました。

 宮崎教授は、2014年に法学部教授として本学に着任され、2015年からの2年間は法学部法律学科主任を努められました。また、2017年からの4年間は大学院法務研究科長として、2021年からの2年間は法学研究科長として従事されました。

研究活動としては、主に身分行為の意思と届出や実親子関係の成立、遺産分割の周辺問題、成年後見人の確保と育成などを専門に考察されてきました。また、学外では、九州法学会理事、福岡県土地家屋調査士会 学術顧問の活動等、社会貢献活動にも取り組まれました。

 最終講義では、「私が考えてきたこと」と題し、大学院生時代から今日に至るまでの研究歴や、その過程での人との出会いについて、自身の半生を振り返りながら語られました。また、本学に着任後は、未成年後見人の研究など、新たな判決や詳細な事実を追い続け、過去の研究をさらに掘り下げることに尽力してきたと述べられました。「昔から、考えることや研究をすることが好きで、その姿勢を大切にしてきました」と語られました。

 講義終了後には、花束贈呈が行われ、受講者から大きな拍手が送られました。