2025.01.28
倉元綾子教授(人間科学部)が最終講義を行いました
1月16日(木)、今年度末で定年退職を迎える人間科学部児童教育学科の倉元綾子教授が最終講義を行いました。
倉元教授は、主に家政学一般、日本や米国の家政学史、食生活、家族生活教育、ジェンダーなどを専門とした研究に尽力。また、日本の人権やジェンダー平等などについてのワークショップ・対話を含む公開講座、学部横断プロジェクト等、学内外の社会貢献活動に、多くの同僚や学生、市民と共に取り組んでこられました。
最終講義では、家庭科・家政学原論との出合いや大学・大学院時代の恩師との思い出、これまでの研究活動など、自身の半生を振り返り、西南学院大学をはじめ、これまで、支援してくださった多くの人々に深い感謝の意を表しました。終わりに、「自分の身の回りで起こる生活の事象は家庭科・家政学に結びついている。自分で考え、どう捉え、どう向き合うかが問われる時代になっていると思います」と述べられました。
また、退職後も研究を続け、家政学や家庭科の重要性について、いろいろな機会を通じて多くの人々と共に考える活動を続けたいと抱負を語りました。
講義終了後、花束贈呈が行われ、受講者から大きな拍手が送られました。