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2025.01.22

【外国語学部】日本語教員試験に学生が合格しました!

 この度、外国語学部3年・永山葵さんが「日本語教員試験」に見事合格しました。
 この試験は、文部科学省が実施する「登録日本語教員(※)」の資格取得に必要な試験で、日本語教育に関する専門的な知識と技能が問われます。資格取得には、「養成機関ルート」「試験ルート」「経過措置ルート」と3つのルートがあり、今回、永山さんが受験した「試験ルート」では、試験合格率が8.7%と、非常に狭き門となりました。
 合格を受け永山さんは、「まさか自分がと驚きましたが、うれしいの一言です。普段の授業や部活動、教育実習に加え今回の試験勉強。スケジュール管理と両立が大変でしたが、そんな中でも、ゼミの横溝先生(横溝紳一郎教授。専門:日本語教育学、外国語教育学)が私からのたくさんの質問に答えてくださるなど、丁寧なサポートのおかげで合格することができました」と合格の喜びと感謝の言葉を述べました。また、日本語教員試験合格を目指す学生に向け、「外国語学部の『日本語教員養成プログラム』の履修モデルに沿って、日頃の授業を大切にしっかり受講していれば、きっと結果がついてくるはず。困難もあるが、頑張ってほしい」とエールを送りました。
 「将来は日本語教員として働き、"生徒の心に火をつける"ような、やる気を引き出すことのできる教員、学習者に寄り添う教員になりたい」と意気込む永山さん。今後ますますの活躍が期待されます。
 外国語学部では、今後も質の高い日本語教育人材の育成に力を入れてまいります。

(※)登録日本語教員とは
日本語教育を行うための専門的な知識と技能を持ち、認定された日本語教育機関で指導を行う資格を持つ教員のこと。登録日本語教員制度は、増加する在留外国人への日本語教育の質を確保し、日本語教育の適正かつ確実な実施を目指すために設けられた。
詳しくは▶ https://www.mext.go.jp/a_menu/nihongo_kyoiku/mext_00004.html

◆外国語学部「日本語教員養成プログラム」について
http://www.seinan-gu.ac.jp/info_fls/courses/japanese.html