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2025.01.15

第172回芥川賞選考会で、本学大学院に在学中の鈴木結生氏が芥川賞を受賞しました

 1月15日(水)、第172回芥川龍之介賞受賞者発表が行われ、本学外国語学部卒で本学大学院外国語学研究科に在学中の鈴木結生氏が、第172回芥川龍之介賞を受賞しました。

 鈴木さんは、本学在学中4年次に「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞。今回、2作目となる「ゲーテはすべてを言った」(「小説トリッパー」秋季号)が芥川賞を受賞しました。同作はゲーテの研究者である主人公が、自分の知らないゲーテの言葉と出合い、その原典を探し求める物語で、繊細な筆致とゲーテ研究という専門性の高いテーマを巧みに融合されている点が高く評価されました。

 本学では、鈴木さんの今回の受賞をお祝いするとともに、今後のさらなるご活躍に期待しています。