2025.01.15
「ライフデザイン応用」受講学生による最終プレゼンテーションを行いました
12月20日(金)、ライフデザイン(応用)の最終プレゼンテーションを2号館503教室で行いました。
「ライフデザイン(応用)」は、キャリアセンターが2024年度から提供する特定企業とのコラボ型課題解決学習(PBL)講義科目で、学修成果を社会における問題解決に活用できる力を身につけることや、協力企業(業界)の社会的役割を理解することを通して社会の仕組みを学ぶこと、多様な学問を学ぶ者同士が協働して問題解決に取り組むことを通して汎用能力を身につけることを目的としています。今年度はテレビ西日本(TNC)から協力をいただき、「若者を含めた地域に愛されるテレビ局の在り方」というテーマに取り組みました。
最終プレゼンテーションでは、これまでの講義内容や会社訪問を踏まえてあげられたテレビ西日本からの着眼点「一人暮らしの大学生のテレビ保有率の実態は?」、「(以前ならば)テレビを観ていた時間を若者はどう過ごしているのか?」、「若者のテレビを観る時間はなぜ減ったのか?」、「どうすれば若者がテレビに回帰するのか?」「どうすればテレビとネットは共存できるのか?」に添って、受講学生によるプレゼンテーションを行いました。全4グループは、これまでに実施したアンケートや参考文献をもとに研究した内容について、以下の提案を行いました。
・「イベントでの交流と完全視聴者参加型番組の制作」
・「次世代テレビを創るコンテンツとプロモーション」
・「西南学院大学大学祭“西新百道祭”とのコラボ(共催・協賛)」
・「TNCビッグイベントの開催」
また、各発表に対し、テレビ西日本の関係者からは多くの質問が寄せられ、学生との質疑応答が繰り返されました。
最後に今年度、本科目のアドバイザーとしてご協力いただいたテレビ西日本の担当者が、「多くのグループにおいて若者が関心を持ってもらえそうなイベントの提案がなされ、大学生の中でイベントの需要があることが改めて分かった。」「大学生のSNSとテレビの捉え方について知ることができたのは大きかった。」「今回、テレビ離れをテーマにさまざまな視点から考えていただくきっかけになったと思う。テレビ局側もすごく勉強になった。今後テレビの力をどのように活かしていくか考えていきたい。」と感想を述べ、最終プレゼンテーション発表会は終了しました。