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2024.12.10

ラーニングサポートセンター主催『ファシリテーションで大学が変わる』ワークショップを開催しました

 12月4日(水)、西南学院大学ラーニングサポートセンター(LSC)主催のワークショップ『ファシリテーションで大学が変わる』を開催しました。今回のイベントは、本学の教員および大学院生を対象に、「対話型授業を通じて学生の意見を引き出し、ファシリテーションの手法を学ぶこと」を目的としたものです。
 講師には、東京工業大学(現・東京科学大学)名誉教授の中野民夫氏を迎え、対話型授業の進め方や効果的なファシリテーション技術について学びました。中野氏は、長年にわたり、組織開発やワークショップを通じて、教育現場での対話の重要性を説いてきた第一人者です。 
 ワークショップでは、実際に「えんたくん」という円形の段ボール板を使用し、話しやすい雰囲気を作りながら意見を引き出すアクティビティを体験。参加した教員からは、「『場』を作ることの大切さを学んだ」「今後の授業に生かしうるさまざまな考えを得ることができた」といった声が聞かれ、教育現場での実践に向けた有益なヒントが得られる内容となりました。

  今回のワークショップは、全学的なファカルティ・ディベロップメント(FD)の一環として実施され、対話を中心とした授業づくりの重要性を再認識する機会となりました。
 ラーニングサポートセンターでは、学生の自律的な学修姿勢や態度を涵養するため、また、新しい教育・学修支援の取り組みや効果的な教育の方法等を共有する場を提供するため、今後もさまざまなイベントを実施していきます。