OPEN

2024.12.06

西部ガス提供「実践!仕事塾」学生によるプレゼンテーション発表会を行いました

 商学部では10月から計5回にわたって、キャリア講座・実践!仕事塾「脱炭素をテーマとした『まちづくり』を考えよう!」を実施しました。

 本講座は、西部ガス株式会社の協力のもと、商学部が学生のキャリア選択を支援するために課外講座として開催したものです。第1回から第4回までの講座では、西部ガス株式会社に勤務する本学卒業生が講師・オブザーバーとなり、学生は講義や施設訪問を通じて、エネルギー業界の現状や西部ガスグループの事業について理解を深めました。

 12月5日(木)の最終回では、これまでの講義やフィールドワークの内容を踏まえて、「脱炭素をテーマとした『まちづくり』を考えよう!」というテーマで、学生による新規事業を提案するプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーションでは、「公園で行える脱炭素の取り組み」や「耕作放棄地と空き家の活用」、「脱炭素と防災を実現するコミュニティ(e-Aqua Village)の形成」など、各グループが設定した課題の解決に向けた具体的な提案がなされ、審査員らは熱心に耳を傾けていました。

西部ガス株式会社都市リビング開発部長の相川洋氏は、審査員を代表して「共通のテーマに対して、各グループが異なる視点から取り組みを提案していて面白かった。今回の講座を通じて、これまで関わりのなかった人たちと一つの目的に向かって共に考え、行動する貴重な機会になったのではないかと思う。仕事は一人ではできないので、ぜひこの経験を今後も活かしてほしい。また、若い人ならではの柔軟な発想も大切にしてください」と講評を述べました。

最後に、西部ガスホールディングス株式会社常務執行役員の前田慶太氏は「限られた学生時代の時間を活かし、ぜひ目標や夢を持ってそれに向かって進んでいただきたい。今、自分が何に挑戦したいかしっかりと考え、歩んでいってください」と学生にエールを送り、講座は終了しました。