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2024.12.05

法学部卒業生2人が司法試験に合格しました!

 この度、本学法学部の卒業生である篠崎彩さん(22年卒、法学部法律学科)、島元理帆さん(23年卒、法学部法律学科)が司法試験に合格しました。本学を卒業後、2人とも九州大学法科大学院へ進学し、篠崎さんは今年3月に法科大学院を卒業、島元さんは現在在学中です。
 司法試験への合格を振り返り、篠崎さんは「学部の学びを通して法学への関心を強め、法曹を目指すようになり、学部では、大学1年次から三段論法の書き方など、法学の基礎から丁寧に学ぶことができ、これらの学びが司法試験で大いに役立った。また、法科大学院を受験する際には、過去問の演習解説・答案添削など、法学部の先生方にとても親身にサポートしていただき、大変感謝している」と語りました。また、島元さんは「大学1年次に民法や憲法の授業を受け、法律の面白さに引き込まれ、法務コース(※)へ進み、勉強を始めた当初は答案の書き方も分からない状態だったが、法務コースやゼミの先生方に丁寧に教えていただいたおかげで合格できたと思っている。また、家族や友人の支えもとても大きかったので、周囲への感謝を忘れないようにしたい」と述べました。
 最後に、篠崎さんは「今後は、依頼者のために最善を尽くし、教育分野でも貢献できる法曹を目指したい。試験勉強は大変だったが、家族や友人、先生方の前向きで温かい応援があり、ここまで頑張ることができた。今後法学部で学ぶ皆さんにも周囲の人への感謝を大切に、かなえたい夢には全力でチャレンジしてみてほしい」、島元さんは「現在、法科大学院で少年法を学んでいることもあり、将来は少年審判に携わる家庭裁判所の裁判官になりたいと思っている。勉強を継続することは大変なことだが、学部や法務コースの学びは必ず役に立つので、西南学院大学の恵まれた環境を活用し、諦めずに頑張ってほしい」と今後の展望と後輩へのメッセージを述べました。
 これから法曹界へと羽ばたいていく2人の今後ますますの活躍が期待されます。

※法務コースとは、法律学の学びを学習をキャリアに直結させたい学生が集い、通常より密度の高いトレーニングを積むコース。1年次後期に志望者を募集し、成績による選抜を行ったうえで2年次から法律学の集中的な学びが始まる。法務コースは文部科学大臣より法令上の「法曹コース」として認定を受けているため、このコースを修了することで、法曹への道が大きく開かれる。
詳しくはこちら▼
https://www.seinan-gu.ac.jp/law/outline/legaldepartment.html

司法試験に合格した篠崎さん

(写真中央)司法試験に合格した島元さん