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2024.12.05

【福岡銀行×経済学部提携講座】学生によるグループプレゼンテーションを行いました

 経済学部では、本学学生の銀行業務や金融業界への理解を深め、キャリア選択への意識を高めると同時に、課題解決型学習を通じて、課題解決能力やプレゼンテーション力の向上を図ること目的に、福岡銀行との提携講座を2019年度より開講しており、今年で6年目を迎えます。今年度は9月30日から計4回にわたって講座が実施されました。

 11月25日(月)の最終講義では、福岡大名ガーデンシティ内「GROWTH I」にて、福岡銀行、We Love天神協議会、イオン九州、岩田屋三越、三菱地所、Local Knowledge Platform、UR都市機構よりお招きした審査員11名の前で、5グループによるプレゼンテーションが行われました。テーマは「天神エリアの公共空間における新たな利活用の提案」で、学生たちは「天神まちづくりガイドライン2023」に描かれた『天神の将来像』に基づき、公共空間(道路や歩道、公開空地など)の活用イメージを考え、将来像の実現に向けた取り組みについて、公共空間の特徴や予算計画などのポイントを抑えつつ、学生ならではの視点で提案しました。

 審査員として参加したWe Love天神協議会荒牧事務局長は、「生成AIなどを使ったプレゼン資料や学生ならではの提案内容が非常に興味深かった。実現する際は、ぜひお声がけさせていただきたい。今後も一緒に天神のまちをより良くしていきましょう」と講評を述べました。また、経済学部学部長の立石 剛教授は、「今回の講座を通じて学生たちの潜在能力を感じた。学生にとって成長の場となる貴重な経験であり、この機会を得られたことに感謝したい」と述べました。

 また、プレゼンで最優秀賞を受賞したグループのうちのひとり、李依文さん(経・経3年)は、「グループ単位でプロジェクトを進めたことで、同じ思いや関心を持つ学生と交流を深めるとともに、現地視察や情報分析を通して天神地区の施策に対する理解をさらに深めることができた。また、企業の方々からのご支援を受け、学生視点でこのような大規模プロジェクトに携わることができて非常にやりがいを感じた」とコメントしました。

 受講した学生にとって、実践的な学びの機会となり、また、自身のキャリアを考える貴重な経験となりました。