2024.12.03
公認会計士試験へ商学部の現役学生1名・卒業生1名が合格しました!
この度、本学の内田 寛己さん(商・経4年)、高橋 実花さん(商・23期卒)が、公認会計士試験に合格しました。
公認会計士試験とは金融庁の公認会計士・監査審査会が実施する国家試験で、合格者は会計と監査の専門家として高度な専門性を活かした活躍が期待されます。従前から最難関国家試験の一つとされていましたが、公認会計士の重要性と魅力の高まりを受けて近年一層難化の傾向にあり、本年度の最終合格率は7.4%でした。
合格を振り返り、内田さんは「私より私の未来を信じてくれている周囲の人たちがいたおかげで、努力し続けることができた。その人たちには感謝の気持ちを伝えるとともに恩返しをしていきたい。目標に向けて遠回りな努力はあったかもしれないが、無駄な努力は無かったことが証明出来たようでうれしい」と述べました。
また、高橋さんは「商学部のゼミ活動や講義をきっかけに公認会計士を目指し、在学中の合格は叶わなかったが、周りのサポートもあり勉強を続け今年合格できた。周囲への感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張りたい」と語りました。
2名は本学商学部で演習や講義を通じて会計学を学ぶとともに、公認会計士・税理士を目指す学生により組織された公認団体サークル「第一国家試験準備室」のメンバーとしても活動を続けてきました。商学部会計学コースで演習・講義を担当し、第一国家試験準備室の顧問も務める商学部商学科の原口准教授(公認会計士)は、「商学部から2名の公認会計士試験合格者を輩出したことは大変喜ばしく、大学にとっても大きな名誉である。本学学生に勇気を与える快挙であることを自覚し、これからは指導的立場として後進育成にも協力してほしい」と想いを述べました。
最後に内田さんは、「近年、受験者数の増加等により合格が更に難しくなってきてはいるが、努力し続ければ必ず報われる試験であることは間違いないと思う。私たちが繋いだバトンをさらに次の代へと繋ぐためにも挑戦し続けてほしい」と述べました。
高橋さんは「公認会計士は専門性が高いだけでなく、将来の選択肢が広がり、生涯に渡って活躍の機会に恵まれる職業だと思う。これからの人生について選択肢を多く持ちたいと思う人は、ぜひ公認会計士を目指してほしい」と後輩へメッセージを贈りました。
今後も、お二人のますますのご活躍が期待されます。