2024.12.03
法学部・多田望教授「国際ビジネスの法と交渉」において、大学対抗交渉コンペティションの成果報告会が行われました
11月26日(火)、法学部・多田望教授の講義「国際ビジネスの法と交渉」において、11月16日(土)、17日(日)に上智大学で開催された第23回大学対抗交渉コンペティションに出場した国際取引法ゼミ生による成果報告会が行われました(大学対抗交渉コンペティションについてはこちら:https://www.negocom.jp/)。
大学対抗交渉コンペティションとは、毎年1回、2日間にわたって行われる仲裁・交渉の大学対抗戦で、日本の有数の大学と海外の大学の学生が競い合う大会です。国際ビジネスの架空のケースを題材に、2カ月かけて各大学は大会前までに英文契約書を含む約60頁の問題に取り組み、大会の1日目には模擬仲裁が、2日目には模擬交渉が行われます。
本学チームは、2024年4月から大学対抗交渉コンペティションへの出場を目標に活動を開始し、準備を進めてきました。問題が発表された9月中旬以降は、問題の分析に続いて準備・反論書面や交渉プランの作成を行い、特に説得力ある理論構成と交渉における様々な可能性の検討に力を入れて毎日、大会に向けた取り組みを続けました(出場に向けた取り組みのニュースはこちら:https://www.seinan-gu.ac.jp/news/2024/16163.html)。
大会本番では、日本語の部で総合第5位に入賞し、全体で11位という過去最高の順位を達成しました。出場メンバーは、議論力や思考力、法的根拠を裏付けるための文献調査力、そしてチームで協力して問題に取り組む力を身に付けることができたことを発表しました。
報告会には、法学部の学生約60名が参加し、熱心に耳を傾けていました。