2024.11.28
西日本シティ銀行「実践仕事塾~金融スペシャリスト育成講座~」において学生によるプレゼンテーションを行いました
商学部では10月から計7回にわたり、西日本シティ銀行「実践仕事塾~金融スペシャリスト育成講座~」を開講しました。本講座は、西日本シティ銀行の協力のもと、商学部の学生向けに金利上昇時代における地方銀行の取り組みや新しいビジネスモデル、実践的な金融知識の習得を目指し、課外講座として開講したものです。開講17年目を迎えた今年は、商学部の創設70周年を記念して、例年よりも回数を増やして実施されました。
講座では、西日本シティ銀行などに勤務する本学卒業生を講師としてお招きし、学生は講義を通して銀行の取り組みや役割、西日本シティ銀行や西日本FHグループの概要など、金融業界について学んできました。
11月26日(火)、講座の最終回として「金利上昇時代の地方銀行」というテーマで、学生によるプレゼンテーションを実施。学生は6つのグループに分かれ、金融業界が抱える金利上昇の課題を分析し、その課題を解決する新規サービスや商品、西日本FHグループと顧客の信頼関係構築にもつながる取り組みについて、学生ならではの視点で提案しました。
西日本シティ銀行取締役副頭取の竹尾祐幸氏(経済学部/83年卒)による最後の挨拶では、「新しい発想を得ることができ、大変興味深かった。学生のみなさんにとっても、全7回の講義を通じて銀行の仕事がどのようなものかを知る機会になったのではないかと思う。お金に関わる業務を通じて、さまざまな業種のお客様とコミュニケーションを取りながら課題解決をお手伝いするやりがいのある仕事なので、これを機に当行へ関心を持ってくれたらうれしい。そして、学生の今だからこそできることに、たくさんチャレンジしてほしい」と述べられました。学生にとって、金融業界や金融知識への理解が深まるとともに、自身のキャリアを考える機会となりました。