2024.11.27
【商学部・藤川ゼミ】ソウルで日韓研究発表会に参加しました
11月22日(金)、商学部・藤川ゼミは、韓国ソウルにおいて、東国大学・黄在顕教授の協力のもと、日韓研究発表会を開催しました。商学部70周年記念事業の一環として企画されたこの取り組みは、日韓の学生たちが日頃の研究成果を共有するとともに、両国の若者たちのおかれた状況を深く理解することを目的としています。当日は、藤川ゼミの学生14名と東国大学食品産業管理学科の学生15名が参加しました。
東国大学の学生たちは、日ごろ様々な農産物や加工食品が消費者に届けられるまでのバリューチェーンのマネジメントについて学んでおり、その分野に関する研究成果を報告しました。これに対して藤川ゼミでは、日本企業による海外進出などグローバル・ビジネスを対象に、学生たちがグループごとにテーマを設定し、国内外での直接観察、インタビュー、アンケートなどのフィールドワークを用いて研究しており、以下のような発表を行いました。
「グローバル化するショッピングモールと地域密着-『ららぽーと福岡』と『ららぽーと台中』の実態調査」(麻生彩妃・宇野妃奈乃・鹿島美結)
「韓国アパレルの日本進出の成功要因-Mardi Mercredi」(青野壮一郎・伊藤はな・田中詩恩)
「日本におけるRTD市場の伸長」(大庭光・早手梨乃)
「クラフトビール業界の現況と可能性-福岡のブルワリーの実態」(武藤弘樹・西田光里)
「スターバックス『サードプレイス』の変容」(今辻晴愛・齊藤智広)
「アフター・コロナにおける対馬の韓国インバウンド」(太田康介・権藤慧)
参加した学生からは、「英語でプレゼンテーションする経験ができ、自信となった」、「東国大学の学生たちの積極性や英語力に驚いた」といった感想が寄せられ、日韓両国の学生たちにとって貴重な学びの機会となりました。