2024.09.25
2024年度前期卒業式を挙行しました
9月25日(水)、大学チャペルにて2024年度前期卒業証書・学位記授与式が行われ、69名が慣れ親しんだ学び舎を巣立ちました。
式では、濱野道雄宗教部長の聖書朗読・祈祷の後、各学部の代表者にそれぞれの学部長から卒業証書が手渡されました。その後、今井尚生学長が、「2020年4月に入学した卒業生の皆さんは、新型コロナ感染症という世界的混乱を経験しました。入学式の中止やオンライン授業など、多くの困難に直面しましたが、その中でも人間関係を維持しようと数々の努力をしてきました。このように、人生には予期せぬ出来事が起こりますが、それらの経験が皆さんの人生を形作っていきます。これは、命が本質的に歴史性を持っているということです。たとえ苦しいことや失敗であっても、それらすべての経験が自分を形成していきます。のちに振り返ったとき、すべてが自身の成長に繋がっていたと感じられる人生を歩んでください。自分の命と他者の命を尊重しながら、その歴史性を大切にしてください。皆さんの今後の人生が豊かなものとなるよう願っています」と告辞を述べ、卒業生はそれぞれの進路に向かって、新たな一歩を踏み出しました。
卒業生の皆様、ご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。