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2024.07.19

2024-2025年度海外派遣留学生出発式を行いました

 7月17日(水)、大学チャペルにて、今夏、本学の国際交流協定校に交換留学生として派遣する海外派遣留学生の出発式を開催しました。2024年度は、78名の派遣留学生が、それぞれの派遣先大学で半年から1年間の留学生活を送ります。
 式辞では、今井尚生学長が「異文化体験は、改めて自国の文化や自身の在り方を振り返る良い機会になります。これまでの価値観や当たり前だと思ってきた文化の形を見直し、新しい世界を楽しんできてください。半年後、1年後にみなさんが大きく成長し、元気に戻ってきてくれることを楽しみにしています」とエールを送りました。
 さらに、王忠毅国際センター所長は、「海外では積極的にチャレンジし、外国人の友人をたくさん作ってください。留学先では、その国のルールを守って行動するよう心がけましょう。笑顔を大切に、楽しい旅になるよう応援しています」と激励しました。
 また、前年度の派遣留学生を代表して、マサリク大学(チェコ)に留学した中村咲良さん(国・国文3年)が、留学先で設定した目標や留学先で得た経験を生かして現在取り組んでいることについてお話され、先輩としてエールを送りました。
 続いて、これから出発する派遣留学生を代表して、サザン・ニューハンプシャー大学(アメリカ)に留学する山口真帆さん(外国語2年)が、留学を目指したきっかけや目標、留学先で出会う人々から多角的な視点を得ることへの期待を語りました。また、周りの方々の支えがあって実現する留学なので、感謝を忘れず かけがえのない経験を今後の人生に活かせるよう励みたいと意気込みを述べました。
 最後に、新規協定校であるユライ・ドブリラ大学プーラ(クロアチア)に留学する田﨑文達さん(国・国文3年)が、前例がなく不安な気持ちもあるが、新たな環境に身を置くことへの期待の気持ちが大きいと述べ、好奇心に素直に多くのことに挑戦したいと抱負を語りました。また、「後悔のない留学にするために自分の力を信じて楽しみましょう」と派遣留学生全員に激励の言葉を送りました。 
 これから、世界各国の派遣先でそれぞれの留学生が目標に向かって努力し、異文化体験を通じて得た気づきや経験を糧にさらに成長することが期待されます。