2024.07.11
【商学部】特別講義「中小企業を取り巻く金融環境と信用保証制度の役割」を実施しました
7月10日(水)、2号館201教室にて、福岡県信用保証協会による「中小企業を取り巻く金融環境と信用保証制度の役割」と題した特別講義を実施しました。この特別講義は、商学部70周年事業の一環として、商学部・西田顕生教授の授業内で行われたもので、92名の学生が出席しました。
講義では、本大学の卒業生である福岡県信用保証協会 総務企画部の脇川彩香氏より、信用保証協会の業務内容や信用保証制度の仕組み、金融機関の三大業務、中小企業の現状について説明されるとともに、中小企業の資金調達環境を改善するために信用保証協会が果たしている役割を分かりやすく解説されました。また、中小企業が抱える資金繰りの問題や地域経済の活性化において中小企業の支援を行うことの重要性についてお話され、学生は中小企業を支える信用保証協会の取り組みの意義について理解を深めました。
講義後に、脇川氏は「信用保証協会で働くうえでも大事にしていることですが、人と関わるコミュニケーション力や誠実に向き合う姿勢を大切にしてほしいです」と社会人の先輩としてのエールを学生に送りました。
学生にとって、信用保証協会の役割や中小企業が経済に与える影響について理解を深めるだけでなく、卒業後のキャリアを考える貴重な機会となりました。