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2024.05.30

【商学部】原口ゼミで公認会計士による特別演習を実施しました

 5月27日(月)、三優監査法人福岡事務所から3名の公認会計士(大神匡氏、見寺卓也氏、宮内義浩氏)をお招きし、1号館710教室にて合同演習を実施しました。この合同演習は、会計学コースで経営分析論を専攻する原口ゼミ(商学部・原口健太郎准教授、公認会計士)において、経営分析にあたって最も重要な情報源となる「有価証券報告書」への理解を深めることを目的に実施されたもので、当日は2、3年生のゼミ生20名が参加しました。
 演習では、実際の企業の有価証券報告書を用いて、資料から読み取れる企業の特徴や強みなどを個人で分析し、その後、グループディスカッションを行いました。個人ワークにおける気付きをグループで共有したのちに、見寺氏より有価証券報告書の見方や読み取れることなど、プロの目線で学生に説明がなされ、学生たちは熱心にメモを取りながら解説に聴き入っていました。
 演習の最後には、見寺氏から「今回の演習をきっかけに、さまざまな企業の情報開示に興味を持ってくれたらうれしい。また、経営分析にあたって有価証券報告書の使い方や見方を学習する上で一助になればと思う」と学生にメッセージが贈られました。
 原口ゼミには公認会計士を目指す学生も多く所属しており、演習を終えた学生からは、「実際の企業の有価証券報告書を使った演習を通して、資料の見方や使い方がよく分かった」、「大学の講義ではあまり触れられない部分の解説もあり、今回の演習は貴重な経験になった」「公認会計士の業務の幅広さに改めて魅力を感じた」などの感想が寄せられました。
 学生にとって、公認会計士の目線で実際の企業の有価証券報告書に触れることができる貴重な機会となりました。