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2024.05.29

2023-2024年度留学生別科終了式を挙行しました

5月24日(金)、西南学院大学チャペルで2023-2024年度 留学生別科終了式を挙行し、2023年8月から10か月間、または2024年1月から5か月間、留学生別科に在籍した20カ国・地域の64人の留学生が、本学での留学生活を終えました。会場には、留学生と学生生活を共に過ごしてきた本学学生や、来賓、教職員を含む約100人が集い、終了を祝しました。
 今井尚生学長が留学生に終了証書を授与し、「外国語を理解するということは、その国の文化、特にその国の人々の考え方や感じ方、即ち「心」を理解することに他なりません。お互いにそれぞれの文化の良さを理解し、活かして、皆さんの世代がこれからの新しい世界を築いていってください。」と式辞を述べました。
 その後、王忠毅国際センター所長の告辞に続き、各日本語クラスを代表して7人の留学生が答辞を読み上げました。日本語(Ⅲ)クラスのHOUSAND, Samさん(ファーマン大学(アメリカ))は、5か月間の留学生活を電車での旅に例えて「残念ながら電車はもうすぐ終着点に着きますが、これから出発する電車はいくつもあって、皆さんはどの電車に乗るか、自分で選択することができます。」と、終了生を激励しました。また、Homeという言葉には「居場所=したいことができる場所」という意味もあり「今後誰かに『家はどこですか』と聞かれたら、私は『福岡が家のひとつです』と答えます。」と日本語でスピーチし、会場は大きな拍手に包まれました。
 終了式後には、各日本語クラスの担当教員から一人ひとりの学生に終了証書の授与を行った後、Global Student Lounge (3号館1階) で歓送会を開催し、留学生は教員や友人らとの最後の時間を惜しんでいました。