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2024.04.23

商学部吉野ゼミの学生が『2023年度中小企業懸賞論文』で準賞に入賞しました

 この度、商学部吉野ゼミ(商学部経営学科・吉野直人教授)の平尾旭さん、石橋ちひろさん、角田友香さん、藤真乃香さん、平野彩佳さんが、一般財団法人商工総合研究所が主催する『2023年度中小企業懸賞論文』の「金融部門」において準賞に入賞しました。

 中小企業懸賞論文とは、学生・実務家など幅広い層から中小企業の産業・金融に関する論文を、毎年テーマを定めて募集するもので、今年で37回目になる伝統あるコンクールです。本年度の金融部門の募集には、全国から16編の応募があり、厳正なる審査の結果、本賞2編、準賞1編が決定しました。

 吉野ゼミでは、「サスティナブルファイナンスの利用促進に向けた中小企業と地域金融機関の関係構築 ―福岡県内中小企業と地域金融機関への実態調査から― 」というテーマで論文を執筆し、福岡県内の中小企業へのアンケート調査及びインタビュー取材の結果、中小企業のサスティナブルファイナンスの認知、普及が進んでいない実態を踏まえ、その現状と課題を地域金融機関に提言しました。

 この度の受賞に際し、論文チームの石橋さんは「入賞できるとは思っていなかったですが、準賞をいただき大変うれしく、光栄に思っています。今回の受賞は、熱心にご指導いただいた吉野先生と論文執筆にあたり、メンバーが協力し、各々が得意分野で力を発揮し、それを結集できたおかげだと感謝しています。今後も今回の研究活動で得られた経験を社会人での法人営業に活かせるように就職活動に取り組み、また、今回の受賞を励みに、卒業論文に向けての研究を続けていきたいと思います」と述べました。

 今後もゼミ活動を通して、地域社会の課題解決につながる学びを深めていくことが期待されます。