1月30日(火)、勢一ゼミ(法学部法律学科・勢一智子 教授)所属の3年生が、北海道標津町との2023年度活動報告会をオンラインで行いました。
　行政法について学ぶ勢一ゼミでは、2020年から「関係人口」として地域を応援することを目的に北海道標津町との連携企画を行っており、今年度で活動４年目を迎えます。これまでに、標津町の魅力を伝えるべく、標津町役場と連携を図りながら、学生目線で標津町の良さや課題の分析、PR活動などに取り組んできました。今年度は、ゼミ内で「物販班」「観光班」の2つの班に分かれ、各分野に特化した活動を行いつつ、それぞれの班にSNS運営担当者を立てるなどPR活動にも注力。
　また、大学生協とのコラボ企画”標津フェア”の開催、Instagramやnoteを活用したSNSでの広報、標津町での観光プランの提案など、北海道標津町のファン獲得を目指し、知名度向上と魅力発信のための活動を行いました。
　活動報告会では、今年度の活動について「物販班」と「観光班」、各班のSNS運用担当者が、それぞれに成果や反省点、次年度に向けた改善点などを報告しました。報告会に参加した星京子標津町副町長は、「2020年から年々発展し、今年度は、詳細なSNS分析や来年度の観光プランの作成を通じてより大きな活動になったと思う。今後の活動にも期待している」とコメント。ゼミ生の荒木優葵子さん(法学部国際関係法学科3年)は、「今年度の活動により、標津町の知名度向上と魅力発信に関してこれまで以上に幅広く貢献できたと思う。活動の発展は、標津町役場の方々の協力のおかげであるとともに、ゼミで継続して取り組んでいる成果でもある。この経験を今後の学生生活に生かしていきたい」と、活動を振り返りました。
　学生たちは、実践的な活動により貴重な学びを得ることができました。今後も続く勢一ゼミと標津町の連携企画についてさらなる発展が期待されます。

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