2024.01.30
半田智也さん(経・国経1年)が全日本いけばなコンクール(西日本地区)において文部科学大臣賞(自由花)を受賞しました!
半田智也さん(経・国経1年)が、9月16日~17日に福岡市博多区の櫛田神社で開催された第96回全日本いけばなコンクール(西日本地区)において、最高賞である文部科学大臣賞(自由花)を受賞しました。
全日本いけばなコンクールとは、帝国華道院九州連合会が開催している大会で、日本の伝統的な生活文化であるいけばなの発展のため、各流派が相互にいけばな技術を高めるとともに、多くの新人を養成し、日本文化の進展を図ることを目的としています。
半田さんは、いけばなを習っていた母親の影響で小学1年生の頃からいけばなを習い始め、高校3年生の時には、いけばなを教える資格である「文部科学大臣許可社団法人帝国華道院認定教授」を取得しました。
今回のコンクールにおける半田さん自身のテーマは「誰も見たことがない作品」で、審査員からは作品の斬新さが高く評価され、最年少での文部科学大臣賞受賞となりました。
今回の受賞を振り返り、『今回のコンクールでは、「誰も見たことがない作品」を作成における軸とし、コンクール当日まで作品の構成や質にこだわりながら、当日に思い描いているいけばなを表現できるように練習を重ねた。コンクールでは、強豪といえる流派をおさえて受賞することができ、とてもうれしかった』と述べました。
最後に、今後について「いけばな文化や花を生ける楽しさを広めるため、出前授業やSNSなどの活動に注力していきたい」と今後の展望について語りました。いけばなの技術を磨き、文化の発展に尽力し続ける半田さんのさらなる活躍が期待されます。