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2023.12.19

外国語学部「FLS-Outreach@ボルドー」を実施しました

 外国語学部の学生がフランス・ボルドーにて「FLS-Outreach@ボルドー」プロジェクトを実施しました。
 「FLS-Outreach」とは、学部での学びを学生が主体となって社会に還元することを目的とした外国語学部独自の社会貢献プロジェクトです。今回、ボルドー市と姉妹都市協定を締結している福岡市の協力のもと、「FLS-Outreach@ボルドー」が実現し、外国語学部の学生3名がプロジェクトに参加しました。
 「FLS-Outreach@ボルドー」プロジェクトは、ボルドー市民による福岡市の認知度向上とボルドー市と福岡市の交流促進を目的として実施。プロジェクトでは、11月24日にボルドー・モンテニュー大学(フランス)にて「フクボル~Project Bordeaux Cosmopolite~」と題した福岡市の魅力を発信するイベント開催しました。現地の外国人学生約30名が参加したイベントでは、本学学生が福岡県を代表する郷土料理の水炊きをふるまい、日本や福岡市の文化を紹介するクイズを実施するなど、現地の学生と交流を深めました。また、11月25日~26日の2日間、ボルドー市民を対象とした福岡市の認知度調査のための街頭調査を実施。福岡市の知名度や福岡市とボルドー市の関係性について調査し、現状を把握しました。今後、ボルドー市でのイベント実施や街頭調査結果をもとに、プログラムに参加した学生が福岡市へ調査結果報告とボルドー市との交流促進のための企画提言をする予定です。
 プログラムに参加した金崎真未さん(外・外4年)は、「当初は、イベントを現地の大学で開催できるかどうかとても不安でした。しかし、現地の外国人学生の協力があったおかげで無事に開催することができました。振り返ってみると、様々な方の支えがあってからこそ『フクボル 〜Projet Bordeaux Cosmopolite〜』を実施できたと感じています」と述べ、井料田誠さん(同3年)は「海外で福岡の魅力を発信したことで、より一層、自国を好きになりました。その一方で、街頭調査の結果では日本や福岡が抱える課題があることが分かったため、さらに魅力ある福岡の街となるように、企画を提案していきたいです」と語りました。また、吉村萌花さん(同3年)は「1年次に受講したフランス語の講義を機に、フランスへ関心を抱いたことがきっかけでプログラムに参加しました。現地の方と日本文化を共有できたことは貴重な経験でした。さらにフランスの文化の学びも深めていきたいです」と述べ、学生は学部での学びを海外でアウトプットする貴重な機会となりました。
 今後も外国語学部では、様々な地域・団体との連携を通して本学学生の学びを深め、社会に還元していく予定です。


日本の文化をクイズ形式で紹介

現地の学生へ福岡県を代表する郷土料理「水炊き」を提供した