この度、本学法学部法務コース(※)1期生の石丸皓登さんが、法科大学院在学中の司法試験1回目の受験で、見事合格しました。石丸さんは、本学法学部を昨年3月に3年次早期卒業した後、早稲田大学法科大学院に進学。現在、早稲田大学法科大学院で学んでいます。

　石丸さんは、本学での3年間の学びを振り返り、「法曹界を目指すきっかけは、1年次に「法律学の基礎」の授業で法律的な思考法や表現法を学んだことだった。法律の世界や学修が楽しい、面白いと感じ、その後本気で法曹界を目指し、法務コースに進んだ。法務コースは、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境であり、かつ、学びも充実していた。特に「応用法律学」の授業は、司法試験を意識した実践的な内容で、そこでの論文添削や先生からアドバイスしてもらったことが今回の司法試験合格という結果につながったと感じている。法務コースは最短3年で卒業でき、学費の支払いが1年分少なくて済むことも経済的なメリットとして大きかった」と述べました。
　最後に石丸さんは、「法務コースでの学びは、司法試験対策に必ず役立つ。司法試験に合格するために特別なことや才能が必要だとは思わない。コツコツとやるべきことをやれば誰しもが目標に近づけるはず。不安もあると思うが、自分を信じてぜひ頑張ってほしい」と後輩へメッセージを贈ってくれました。

　将来は、検察官か弁護士のいずれかの道に進みたいと語る石丸さん。今後ますますの活躍が期待されます。

 (※)法務コースについて
　法律学の学修をキャリアに直結させたい学生が集い、通常より密度の高いトレーニングを積むコース。1年次後期に志望者を募集し、成績による選抜を行ったうえで2年次から法律学の集中的な学びが始まる。法務コースは文部科学大臣より法令上の「法曹コース」として認定を受けているため、このコースを修了することで、法曹への道が大きく開かれます。
詳しくは▼
https://www.seinan-gu.ac.jp/law/outline/legaldepartment.html

(写真左)本学在学時の石丸さん