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2023.11.08

台湾の東呉大学(国際交流協定校)から教育国際化調査チームを迎えて情報交換会を開催しました

 本学が国際交流協定を締結している台湾の東呉大学(台北市)から教育調査団が来訪し、語学教育科目以外の授業を英語で行うEMIやインターネットを活用したオンライン共同授業であるCOILについての情報交換を行いました。
*EMI: English as a Medium of Instruction
*COIL: Collaborative Online International Learning

 今回、東呉大学から、EMIやCOILを推進するさまざまな学部の代表者が本学を訪問し、本学側は今井学長、北垣副学長(教育・研究担当)をはじめ、国際センター所長、教務部長、学部長らが出席して有意義な情報交換を行いました。東呉大学では、英語による授業の推進を大学全体の方針として掲げ、短期間で英語開講科目を大幅に増加させることに成功し、学生が英語で学ぶ機会を拡大しています。
 本学でも、英語による授業が一部実施されていますが、本学の中長期計画において日本人学生と外国人留学生の合同授業の拡充が掲げられていることから、東呉大学や国内の他大学の事例等を参考にしながら、さらなる拡充の検討を進めていく予定です。

(参考情報:東呉大学)
英語大学名は Soochow University。米国メソジスト派により1900年蘇州で創立された後、1949年に一旦閉校したが、1951年に台湾で再興した、台湾で最初の私立大学。人文社会学部、外国語文化学部、理学部、法学部、経営学部の5学部22学科があり、日本語学科、法学部、ビジネススクールの評価が特に高い。学生数約 15,000人。2006年に本学と国際交流協定を締結し、活発に学生交換を行っている。また、教員交換の協定も結んでおり、これまで複数の教員を派遣し、受入れてきた。