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2023.11.06

【商学部】「海外インターンシップ」成果報告会を開催しました

 商学部では、単なる視察研修や短期留学ではなく、英語を使って、ベトナム、シンガポールのIT業界等で学生インターンとして働く学部独自のプログラム「海外インターンシップ」を実施しています(商学部学生対象)。今夏、コロナ禍での中断を経て3年ぶりに学生を海外派遣し、その成果報告会が、10月30日(月)、11月2日(木)の2日程で行われました。

 報告会では、今期プログラムに参加しベトナム・ホーチミンの日系企業での1か月にわたる就労体験をした学生12名一人ひとりが、参加の動機や担当業務内容、困難を乗り越えた過程、成長点など、当プログラムによって得ることのできた経験と学び、自身の変化などについて報告。現地の風景や食事などの写真を紹介して和やかな雰囲気で報告が行われながらも、楽しさだけではなく、就労体験で味わった悔しさや挫折、社会の厳しさも赤裸々に語られ、聴講した学生たちは真剣な表情で聴き入っていました。
 報告者のうちのひとり、古賀菜々さん(商・商2年)は、「このプログラムに参加したことによって自信が深まった。やる前から向き不向きを自己判断するのではなく、まずはやってみること。挑戦を重ねることで新しい自分の可能性が見えてくると、実感した。海外で働くことも視野に、将来のキャリアについて考える貴重な経験となった」とコメント。聴講した学生からは「“失敗から学び、行動を繰り返すことで成長する”というメッセージが印象的だった。私自身も成長のためにできることを探し、これからすぐにでも行動したい」「英語やパワーポイント資料作成といったスキルを磨く必要があると感じた。在学中にしっかり勉強してスキルを身に付けたい」といった感想が寄せられ、海外での奮闘を、後に続く学生たちに向けたメッセージを交えながら自信を持って堂々と語る報告者の姿は、学生たちにとって大きな刺激となりました。

 早期に「グローバル・ビジネスの現場」に身を置き、求められるスキルや知識について実践を通して実感することができる当プログラム。参加した学生たちの、今後ますますの活躍が期待されます。

 ●報告者および報告タイトル
<商学科>
3年 佐藤百音さん「視野の広さ・先を見通す力を持つこと」
3年 渋田青昂さん「ベトナムインターンを終えて」
3年 木下立揮さん「灼熱のベトナムと微熱の僕」
3年 毛利晴道さん「大雨のベトナム、駆け抜けた1ヶ月」
3年 山下兼汰さん「ホーチミンに行ってみん?」
2年 今辻晴愛さん「文系の私がIT企業でできたこと」
2年 桑原幸和さん「皆さんに元気を与えます!」

<経営学科>
2年 今村颯さん「夢を追いかけ、野犬に追われ」
2年 古賀菜々さん「ベトナムで私は変わりました」
2年 西口ふみさん「殻を破ることができた1ヶ月について」
2年 山本純名さん 「人と繋がり、国を知る」
2年 渡邉三紗琳さん「19歳で知る営業職」