OPEN

2023.10.25

【外国語学部】日本語教員養成プログラムを開講しています

 外国語学部では、日本語を母語としない外国人へ日本語を教えるための資格(副専攻レベル)を得ることができる「日本語教員養成プログラム」を、2022年度より開講しています。本プログラムには、①文化庁が2019年に提示した「必須の教育内容」50項目を新設した9科目でカバーし、その科目を3名の実戦経験豊富な専任教員が担当している、②1年後期から3年後期までの開講なので、修了後に「日本語教員になるか、他の進路を選択するか」を決めることができる、③留学生別科の日本語授業見学や留学生に対する日本語学習支援を積極的に組み入れることで、日本語教育の現場を早く知るだけでなく、国際交流の促進につながっている、④日本語教育に関する広く深い知識と実践的な指導力を獲得していく中で、「社会人基礎力」が身につくようにデザイン・運営がなされている、等の特徴があります。また、本プログラムの履修者には、国内外の日本語教育関係機関での研修会への参加の機会が提供されています。
 その国内研修が9月11日~9月14日、我が国の日本語教育推進の中枢を担う国際交流基金関西国際センター(大阪府)にて実施され、外国語学部の学生10名が参加しました。
 研修は、日本語教育専門員からの特別講義に加え、筑波大学の大学院生、40カ国以上の国からの研修生などが参加し、学生は日本語教師としての心構えや外国で働くことの意義などについて理解を深めました。
 本プログラムに参加した学生は、研修を通じて、日本語教師として必要な知識や技能を習得し、将来、日本と海外を「つなぐ」役割を担うことが期待されています。

日本語教員養成プログラムについては、こちら

今回の研修で学生作成した動画はこちら
研修について:https://www.youtube.com/watch?v=5PJ6lebuQS4
国際交流基金で学んだこと:https://youtu.be/E7n9R_XtS0U
やさしい日本語について:https://youtu.be/xrMQt0o9T5E


国際交流基金関西国際センターでの研修の様子