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2023.09.15

【商学部松田ゼミ】ルミエール×3大学連携プロジェクト 最終発表会を行いました

 商学部商学科・松田ゼミ(松田温郎教授)と、ディスカウントストア・ルミエールを店舗展開する三角商事株式会社は、学生が三角商事の課題解決のための企画提案を行う産学連携を実施しており、9月5日(火)、ルミエール太宰府店にて、最終発表会が行われました。昨年度よりスタートしたこの産学連携は、今年度より「ルミエール×3大学連携プロジェクト」と称し、福岡大学、九州産業大学との3大学合同での連携に発展。発表会も3大学合同で行われました。

 「20代の人が楽しめる価値創造」をテーマに、①産学連携公式Instagram運用②なんでも企画提案 という2つの課題が与えられた学生たちは、4月からの約半年間、主にゼミの時間内で企画を練り、調査や分析を重ねてきました。その集大成である最終発表会当日、3大学が課題ごとのグループに分かれ、三角商事の方々に向けてプレゼンテーションを実施。各大学が、20代の若者に注目され、ルミエールの集客につなげるためのInstagramの活用方法やイベント企画提案を行いました。その結果、本学松田ゼミのグループは、①産学連携公式Instagram運用②なんでも企画提案 の各部門で最優秀賞を受賞しました。

 発表会に参加した三角商事株式会社三角勝信代表取締役社長は、「産学連携公式Instagram運用については、各校の投稿の手法やコンセプト設定など切り口が新しく、今後の当社アカウント運用の参考にさせていただきたい。何でも企画提案についても、各校のアイディア・発想が素晴らしく、できることなら提案に終わらず、今後も連携して実現に向けて動いてくれたらうれしい」「各グループに良い点があったが、総じて学生らしい新たな発想が我々にとって新鮮で、勉強になる発表内容だった」と講評を述べました。

 Instagram運用グループで発表したうちのひとりの藤原華生さん(商学部商学科 3年)は、「最優秀賞を受賞することができ、準備してきた結果が出てうれしい。企業の方の前での発表は緊張したが、提案力やコミュニケーション力が向上したと感じる。社会人になってもプレゼンや提案の機会があると思うので、今回の経験を生かしたい」とコメント。
 学生たちにとって、実践的な学びの機会、貴重な経験となりました。

三角勝信代表取締役社長(前列左)と松田ゼミメンバー