2023.07.03
7月15日(土)『ラジオ下神白(しもかじろ)―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 福岡上映会のお知らせ
2023年7月15日(土)西南コミュニティーセンター(西南学院大学 東キャンパス内)にて、映像作家の小森はるかさんと文化活動家のアサダワタルさんを招聘し、『ラジオ下神白(しもかじろ)―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』の上映イベントを実施します。同イベントは、西南学院大学法学部「ことばの力養成講座」主催。下記および添付をご参照の上、ご参加下さい。
日時:2023年7月15日(土)13時30分開場 14時開始 17時頃終了予定
会場:西南学院大学 西南コミュニティーセンター・ホール
料金:一般1500円、学生1000円 ※事前予約不要、当日券のみ
ゲスト:小森はるか(映像作家)&アサダワタル(文化活動家)
主催:西南学院大学「ことばの力養成講座」
問い合わせ先:法学部 田村元彦 mtamura@seinan-gu.ac.jp
ラジオ、歌声喫茶、宅録、ミュージックビデオ……
次々と変化する「伴走」のかたち
いわき市にある福島県復興公営住宅・下神白団地を舞台に、住民のみなさんのまちの思い出と、その当時の馴染み深い音楽を番組にしてきた「ラジオ下神白」。
この取り組みの舞台である下神白団地には、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故により富岡・大熊・浪江・双葉町から避難してきた方が、地域ごとの棟に分かれて暮らしています。
2016年から、まちの思い出と当時の馴染み深い曲について話を伺い、それをラジオ番組風のCDとして届けてきたプロジェクト「ラジオ下神白」。2019年には、住民さんの「メモリーソング」のバック演奏を行う「伴奏型支援バンド」を結成。関東在住のミュージシャンが住民さんのエピソードに想いを馳せながら練習を重ね、歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた、ちょっと変わった被災地支援活動をカメラが追いかけました。
監督は、震災後の東北の風景と人の営みを記録し続けている映像作家の小森はるか(『息の跡』『二重のまち/交代地のうたを編む』)。本作は、文化活動家のアサダワタルを中心にした「ラジオ下神白」に、2018年から小森が記録として参加することによって生まれました。カラオケとは違い、歌い手の歌う速度にあわせて演奏する「伴奏型支援バンド」。支援とは何か? 伴走(奏)するとはどういうことか? 「支援する/される」と言い切ることのできない、豊かなかかわりあいが丹念に写しとられています。
監督・撮影・編集:小森はるか
出演:下神白団地の住民さん、アサダワタル、榊 裕美、鈴木詩織、江尻浩二郎、伴奏型支援バンドほか
編集・整音:福原悠介
ミュージックビデオ撮影・録音協力:齊藤勇樹、長崎由幹、福原悠介
企画:アサダワタル
製作・宣伝・配給:ラジオ下神白
2023年|日本|70分
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