6月10日(土)、24日(土)の2日間、 2号館402教室にて「デロイト トーマツ×西南学院大学特別課外講座」を実施しました。
　この講座は、昨年、データサイエンス教育に関する連携協定を締結したデロイト トーマツ グループとの産学連携の一環で実施されたものです。
　講座は「社会やビジネスシーンで活躍できる人のための初めてのデータとAI」というテーマのもと4つのセッションに分けて実施。6月10日(土)の講座では、社会における「データ」の意義やデータ利活用の事例を交えながら、データ分析が私たちの生活やビジネスの身近な場面で活用されていることについて詳しく解説されました。また、6月24日(土)の講座では、ビジネスにおいてはデータからインサイト（潜在的な要素）を見つけるためにデータの「可視化」が重要であることやデータ分析のプロセスなどについて、実演を交えながらレクチャーがなされました。さらに、講師らによるパネルディスカッションを通じて、これからの時代においてのキャリア形成や身に付けておくべきスキルなどについて、受講生に向けてアドバイスが送られました。
　参加した学生からは「デジタル社会におけるデータの重要性を知ることができた」「文系の学生でもデータ分析の分野で活躍できることを知った。将来はAIや様々なデータを効果的に活用できる人材になりたい」といった感想が寄せられ、実社会におけるデータ分析の手法を学びつつ、変化し続けるAI・データ社会の中で今後のキャリアを考えるきっかけとなる講座となりました。
　なお、本学はデロイト トーマツ グループと連携を図り、2024年度から現代社会への応用力や課題解決力のある学生を育てることを目的とした「データサイエンス実践」科目を開設し、デジタル人材の育成を進めていきます。