6月21日（水）、在日アメリカ大使館 開発協力参事官／米国国際開発庁日本・韓国事務所代表のHeath Cosgrove氏 による講演会を本学で開催しました。この講演会は、在福岡アメリカ領事館が主催し、他大学の学生を含む、約60名の学生・教職員が参加しました。

　Cosgrove氏は、「アメリカの開発援助政策と日本との協力」というテーマで講演。1961年に設置されたアメリカ合衆国の開発途上国の資金・技術援助などを行う政府機関であるUSAID（United States Agency for International Development）のこれまでの取り組み、日本の国際協力機関との連携の重要性など、わかりやすく解説しました。世界各地で行った実務経験をふまえた講演内容に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

　参加者からは、「開発援助のlocalizationとは？」などの質問が寄せられ、Cosgrove氏がそれぞれにコメント。参加者には、日米の開発援助政策の動向などについて理解するだけでなく、自身のキャリアについて考える貴重な機会となりました。