『大学対抗マーケティング大会「P-COM」』において、商学部三井ゼミのチームが入賞（1位、2位）しました。
　この大会は、大学と企業が連携し、マーケティングの企画（PLAN）・発表（PRESENTATION）・実践（PRACTICE）を通して総合的な学びを得ることを目的とし、次世代を担うマーケターの育成に寄与するものです。大会では、企画案を競う「Presentation phase」と販売実績を競う「Practice phase」に分かれて実施され、学生は、北海道および九州の名産品を扱う株式会社産直で販売されている商品について、販売促進企画の提案を行いました。
　学生は約3か月の準備期間の中で、商品の価格や特徴から販売するメインターゲットを設定。加えて、商品の周知方法や設定された予算内での販売促進における企画を検討し、その提案内容と販売実績を競いました。結果、昨年12月に各チームがプレゼンテーションを行う「Presentation phase」および販売実績を競う「Practice phase」において、見事、三井ゼミから出場した2チーム全てが入賞を果たしました。

〇結果（Presentation phaseおよびPractice phase）
1位　西南学院大学三井ゼミ　チーム貝柱
商品：北海道産ホタテ貝柱
「どの料理にも使えて実用性があるホタテを生かした具体的なターゲット設定に難しさを感じました。グループで検討を重ねた結果、やっとの思いでペルソナが設定できたことや具体的なアプローチ方法を検討するにあたって、マーケティングの奥深さを感じました。特に、チームで力に入れたことは、商品広告における費用対効果や利益率を意識した提案内容にしたことです。今回学んだ経験を今後のゼミの活動で生かしていきます」（武田遥香さん　商・経営3年）

2位　西南学院大学三井ゼミ　チームこたつ
商品：長崎県産みかん
「提案内容を検討するにあたって、セグメンテーションやポジショニングを策定することなど、これまでの座学で学んだマーケティングに関する知識を実践する機会があったことは、自身にとって大きな収穫でした。企画提案発表1ヵ月前に商品の販売期間が変更となるハプニングもありましたが、最後までグループのみんなで諦めずに取り組んだことが、今回の結果につながったと感じています。残りの学生生活では、卒業後も実社会に応用できるマーケティングに関するスキルを身に付けたいです」（毛利朋夏さん　商・経営3年）

 〇参加大学
横浜市立大学
大阪公立大学
甲南大学
九州産業大学
福岡大学
西南学院大学

入賞した三井ゼミの皆さん