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2023.04.25

新型コロナウイルス5類移行後の方針について

2023年4月24日

学生・教職員 各位

西南学院大学学長 兼 新型コロナウイルス感染症対策本部長
今井 尚生

新型コロナウイルス5類移行後の方針について


 日頃より本学の感染防止対策をご理解いただき、ありがとうございます。
 さて、既にご承知のことと思いますが、2023年5月8日より、感染症法における新型コロナウイルスの位置付けがインフルエンザ等と同等の「5類」に変更されます。

以下、厚生労働省からの2023年3月31日付発表内容の概要
○ 今般の感染症法上の位置付けの変更により、新型コロナの感染対策は5月8日から、
・現在の「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、
・今後は「個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとしたもの」
に大きく変わる。
○ 基本的対処方針や業種別ガイドラインは廃止となることから、日常における基本的感染対策について、以下の観点を踏まえた対応に転換する。
 ①マスク着用の取扱いと同様、主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることを基本とする。
 ②政府として一律に求めることはなくなり、個人や事業者は自主的な感染対策に取り組む。政府は、個人や事業者の判断に資するような情報の提供を行う。

これを受け、新型コロナウイルス感染症対策本部で検討した結果、本学としては、5月8日より以下のように対応を改めることといたします。
①西南学院大学 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動指針
 「西南学院大学 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動指針」を廃止し、学内外では、各種活動が行われる状況に応じた個人の判断に基づき感染対策を行うものとする。ただし、インフルエンザ等その他感染症と同様に、感染拡大により教育活動に支障が生じるおそれがあると判断される場合には、大学として、別途、感染拡大防止対策を要請する場合がある。

②マスクの着用、換気、手指消毒
2023年3月3日付SAINSポータル等にてお知らせしている「大学内における3月13日以降のマスク着用及びその他の感染防止対策に関する方針について」の方針通りとする。(別紙参照)

大学としての新型コロナウイルス感染症への対応は、行動指針に基づく一律の制限という方法から、状況に応じた適切な個人の判断に委ねる対応の要請へと変更いたします。感染防止対策としては大きな方向転換であり、新たな段階へと移行しますが、決して今後は感染防止対策が不要というわけではなく、学生・教職員一人ひとりに、他者への思いやりの心を持ち、様々な状況を的確に判断したうえで感染防止のための適切な行動を求めるものです。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

以上