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2023.03.20

2022年度卒業礼拝、卒業証書・学位記授与式を挙行しました

 3月20日(月)、2022年度卒業礼拝、卒業証書・学位記授与式を執り行い、学部生1856名、大学院生33名、早期卒業生7名の合計1896名が卒業し、新たな門出を迎えました。
 チャペルで行われた卒業礼拝には、約230名の卒業生と保証人、教職員が出席。G.W.バークレー神学部教授(前学長)が「豊かな人生になるため」と題して奨励を行いました。
 続いて、体育館で行われた卒業証書・学位記授与式では、今井尚生学長が、「皆さんが2年生の時、すなわち2020年の春、コロナ感染症の緊急事態宣言が発令され、これまで誰もが経験したことのないような、非常に制約された中での大学生活だったことでしょう。しかし、これまでの大学生活が皆さんのこれからの人生にとってどのような意味を持っていたのか、それは、皆さんのこれからの生き方次第です」と述べ、そのことを本学出身の俳優・米倉斉加年さん(文・英文出身)が出演したドラマの台詞を紹介しつつ「人間は二つの世界を生きているのです。一つは事実の世界、そしてもう一つは意味の世界です。既に起こってしまった事実については、何人たりともこれを変えることは出来ません。過去の事実は変えられませんが、しかし、そのことが自分の人生にとってどのような意味を持っていたのか、それは既に決まっていることではなく、これからの生き方次第で変わり得るものなのです。より正確にいけば、ある事実の意味は、それが起こった時点ですべて決まっている訳ではなく、人間のその後の歩みを通して、その事実は新たに意味付けられていくものなのです。皆さんにとっての大学生活がどのような意味をもっていたのか、それは皆さんのこれからの歩み方で変わってきます。どうかこの西南学院大学での青春時代が皆さんにとって大切な意味を持っていたと思えるよう、これからの人生を歩んで行ってください」と告辞を述べ、卒業生へエールを送りました。
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

●卒業式当日の様子についてこちらからご覧いただけます。
西南学院公式チャンネル - YouTube



告辞を述べる今井尚生学長