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2023.03.09

「Seinan Investment」が審査員特別賞を受賞!-第7回大学生対抗IRプレゼンコンテスト-

 2月17日(金)、東京の日本橋兜町「KABUTO ONE」で開催された「第7回大学生対抗IRプレゼンコンテスト」にて、本学の投資サークル「Seinan Investment」が、昨年度に引き続き、2年連続で審査員特別賞を受賞しました。本コンテストは、学生投資連合USICに所属する全国32大学で構成され、各投資サークルが上場企業の成長性や魅力などを取材・研究して発表するイベントです。

 昨年に引き続き出場した佐藤隼瑛さん(経済学部4年)を中心に、新たに平川遥さん、高妻あいさん、平野晃大さん(以上、経済学部3年)を新規メンバーに加え、計4名で大会に臨みました。
活動を開始した時点では、新規メンバーの3名は金融市場に興味がある程度で、企業分析や財務分析に必要な知識はほぼゼロの状態。経済指標の見方や専門用語など、基礎的なところから学習していきました。「最初の頃は、本当に大会に出場できるレベルに達するのか不安だった、専門用語ばかりで何をやっているのか分からなかった」とのこと。また、佐藤さんはデンマークへ留学中だったこともあり、密にコミュニケーションが取れなかったことも。しかしながら、「メンバーに必死についていっていたら楽しくなった(平川さん)」、「夢中になれるものを探していた(高妻さん)」、「大学の授業で学んだ理論が実体経済でどのように活かされるのか感じてみたかった(平野さん)」と、それぞれの高いモチベーションで積極的に課題をクリアしていきました。
 大会では本学チームは「蝶理株式会社」についてIR・広報担当者に事業内容や財務状況、株価の動きなど企業IRについて取材し、プレゼンテーションしました。佐藤さんは「蝶理は、分析が非常に難しい企業だった。扱っている商材が多く、繊維・化学品・機械など柱としている事業の相乗効果を説明することに労力を要した。関東・関西の有名大学に絶対に負けたくないという気持ちで、メンバー全員で活動できたことでレベルの高い議論ができた」と語りました。
 佐藤さんは今年度末で卒業することになりますが、次年度も活動を継続する平川さん、高妻さん、平野さんの3名は「この大会に参加したことで主体的に学ぶ姿勢を強化することができた。この経験は卒業論文などの今後の学びに絶対に寄与すると思う。次年度は、佐藤さんのように自分たちがリーダーシップを発揮し後輩達にこの活動を引き継げるように努力したい」と抱負を述べてくれました。





蝶理株式会社: https://www.chori.co.jp/
学生投資連合USIC:https://www.usic2008.org/