2023.01.11
法学部根岸ゼミが国際人道法ロールプレイ・模擬裁判大会に参加しました
2022年12月3日(土)、12月10日(土)に、法学部根岸ゼミ(国際法学習プロジェクトKARDIANOIA)の学生5名(上野大我、齊田花乃、吉川さくら、吉永真史、入部光)が、赤十字国際委員会(ICRC)主催の国際人道法ロールプレイ・模擬裁判大会に参加しました。
国際人道法ロールプレイとは、実際の戦争をモデルにした架空の題材をもとに、学生が武力紛争の現場に関わる多種多様な役割(兵士・人道支援職員・政府高官など)を演じて、戦争における人道性について様々な角度から理解できる学習方法です。
国際人道法模擬裁判とは、国際刑事裁判所(ICC)での事件をモデルとして、学生が検察官・被告代理人として法議論を戦わせる競技であり、書面作成や弁論技術など法律家に必要な素養を飛躍的に上昇させる学習方法です。
参加した学生は以下のような感想を持ちました(全員分の感想は報告書を参照)。
●「知識と知識がつながって線となり面となる過程に楽しさを見出し、のめりこむかのように活動することができました。」
●「KARDIANOIAの理念のように、『相手の立場に一度立ち、彼らの痛みを理解した上で援助を行う』『一方的な援助は逆に相手を苦しめるかもしれない』そん な言葉を理解した上で、真に体で感じることができた大会でした。」
ICRC職員として収容所での国際人道法の遵守を調査する様子 ©︎Aaron Sheppard