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2022.11.14

第21回大学対抗交渉コンペティションに本学学生が出場します

 11月19日(土)、20日(日)に開催される第21回大学対抗交渉コンペティションに、法学部多田ゼミの学生を中心としたチームが出場します。今回は、オンラインと対面のハイブリット形式で開催され、本学はオンライン形式にて参加します。
 大学対抗交渉コンペティションとは、毎年1回、2日間にわたって行われる仲裁・交渉の大学対抗戦で、日本の有数の大学と海外の大学の学生が競い合う大会です。国際ビジネスの架空のケースを題材に1日目には模擬仲裁を、2日目には模擬交渉が行われ、各大学は大会前までに約2カ月かけて英文契約書を含む約50頁の問題に取り組みます。仲裁はUNIDROIT国際商事契約原則を準拠規範とするもので、参加者は弁護人となって、仲裁人役の審査員を前に、説得力ある弁論を行います。交渉では、架空の会社であるレッド社とブルー社に共通の情報に加えて、両社の固有の事情等を記載した秘密の情報が配布されます。各メンバーには、副社長、取締役、部長等の役職が割り当てられ、役職に応じた役割を果たしつつ、事前に準備した交渉の結果を獲得することが求められます。大会には日本語の部と英語の部があり、本学は日本語の部に出場します。
 本学から出場するチームは国際的な仲裁や交渉に興味がある法学部・多田望教授ゼミ生を中心とした学生で構成されています。特に準備段階においては、交渉の内容や論点を事前にまとめる「準備書面」の作成に力を注いだとメンバーの郷夏輝さん(法学部法律学科3年)は話します。また、今大会に向けて「自身の法的思考力のレベルアップと相手とうまく折り合いをつけるための交渉力を身に付けたい。チームとしては、昨年の成績を超える10位以内を目標に頑張ります」と意気込みを語ってくれました。
 皆さん、応援よろしくお願いいたします!



大会に向けた準備の様子


本大会に出場するメンバーの後藤優希さん(法学部法律学科4年)、西岡祐哉さん(法学部法律学科4年)、
郷夏輝さん(法学部法律学科3年)、東福日菜乃さん(法学部法律学科1年)と、多田望法学部教授