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2022.11.04

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社と神戸製鋼所による講演会を実施しました

 10月24日(月)、4号館402教室にて「企業が取り組むCSR・SDGs」というテーマでSMBCコンシューマーファイナンス株式会社と神戸製鋼所による講演会を実施しました。
 この講演会は、商学部の専攻科目の一つである経営倫理学(担当教員:吉野直人)の授業の一環で行われ、CSRやSDGsにかかわる企業の実践について、企業担当者からの生の声を聞き、企業がCSRやSDGsを推進する意義を学ぶことを目的として実現したものです。
 講演会では、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社福岡お客様サービスプラザ主幹の鹿島厚志氏により同社が取り組むCSR・SDGsに対する取り組みの一環である金融経済教育活動の観点から、奨学金の返還を例に挙げ、個人の信用情報について詳しく説明がなされました。続いて、株式会社神戸製鋼所人事労政部の小沼史織氏により、世界の共通目標ある「SDGs」に取り組むことで、新たなビジネスチャンスが生まれることや企業イメージが向上する可能性など、企業とSDGsとの関わりについて説明がなされました。加えて、講演後の質疑応答の時間では、CSR・SDGsに対する取り組みを推進する中で感じる現場での課題や今後求められる対応について担当者の生の声が聞かれ、学生は熱心に聞き入っていました。
 参加した学生からは、「金融経済教育活動は金融業界ならではのCSRに対する取り組みだと感じた。加えてCSRの推進はステークホルダーからの評価を獲得する際に非常に重要であることを学んだ」「企業にとってSDGsとは必ず取り組まなければならないものであり、取り組めば信頼を獲得することが出来たり、新規事業の開拓に繋がったりなどメリットもあるということを知った」「サステナビリティ経営という言葉はあまり馴染みがなかったが、より本業と結びついた社会貢献活動であることを学んだ」などといった感想が寄せられ、企業のCSR・SDGsに対する取り組みについて理解を深める時間となりました。





学生に身近な「奨学金」をテーマに個人の信用情報について説明する鹿島氏


実務経験をもとに、神戸製鋼所のCSR・SDGsに対する取り組みについて説明する小沼氏