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2022.10.21

【43年ぶりのプロ指名】硬式野球部・辰見さんが楽天から育成1位指名!

 10月20日(木)に行われた2022年プロ野球ドラフト会議で、本学硬式野球部の辰見鴻之介さん(経・国経4年)が、東北楽天ゴールデンイーグルスから育成1位指名を受けました!
 本学からプロ野球球団に指名されるのは43年ぶりとなり、指名後、辰見さんが西南学院百年館(松緑館)で会見しました。会見では、宮原哲硬式野球部部長が「硬式野球部の部長を務めて27年になりますが、このような瞬間が訪れるとは夢にも思っていませんでした。勉学にも励み、プロ野球に指名されることは、文武両道を目指す子どもたちにとって励みになると信じています」と述べ、東和樹硬式野球部監督が「まずは、辰見さん指名おめでとう。本学はスポーツ推薦や特待生制度もありませんが、このような形でプロ野球の道に進む選手を輩出できたことを、大変うれしく思います。彼がこれから自分の武器を生かして、活躍してくれることを祈っています」とコメントしました。以下、辰見さんのコメントを紹介します。



〇指名を受けた瞬間はどのような気持ちでしたか?
一瞬、自分でも何が起きているか分かりませんでしたが、一緒に中継を見ていた仲間たちが喜んでいる姿を見て、「指名された」という実感が湧いてきました。まずは、指名を受けてほっとしています。

〇指名の喜びを誰に伝えたいですか?
まずは、これまで、自分のやりたいことを自由にやらせてくれた両親に「ありがとう」と伝えたいです。そして、監督、部長など支えてくださった西南学院大学の関係者の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいです。

〇西南学院大学からは43年ぶりの指名となりますが、どのように受け止めていますか?
限られた練習環境から、プロ野球選手になるということに意味があると感じています。また、そこで自分が活躍することで、将来プロ野球選手を目指している子どもたちに夢を与えることができると信じています。

〇指名された東北楽天ゴールデンイーグルスの印象を教えてください
本拠地は福岡からは少し離れた場所になりますが、地元・福岡の福岡ソフトバンクホークスと同じリーグということで、幼い時からよく試合を見ていました。また、字は違いますが、苗字が同じ選手が所属していて、何か縁があったのかなと感じています。

〇プロでは自分のアピールポイントを生かしてどのようなプレーをしていきたいですか?
自分の一番のアピールポイントである「走力」を生かして、出場機会を増やしていきたいです。そして、スタメンを勝ち取り、盗塁王のタイトルを獲得できる選手になりたいです。

〇プロの世界での意気込みを教えてください
ここがスタートラインだと思って、まずは支配下登録を目指し、応援してくださる皆さんの期待に応えることができるように頑張りたいです。



写真左から、宮原部長、辰見さん、東監督


仲間から祝福を受ける辰見さん


☆辰見 鴻之介(たつみ こうのすけ)
2000年生まれ。西南学院大学硬式野球部では1年秋からレギュラー。2年秋に10盗塁で初の盗塁王のタイトル獲得。4年春は打率.314、7盗塁でベストナインを獲得。50m5.7秒の俊足を生かしたプレースタイルで、次のステージでの活躍が期待される。