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2022.10.13

【福岡銀行と経済学部の提携講座】学生によるグループプレゼンテーションを行いました

 経済学部では、本学学生が銀行業務や金融への理解と興味を深めるとともに、キャリア選択の意識を高めることを目的として、2019年度より、福岡銀行との提携講座を開講しています。今年度は、6月27日から計5回にわたって講座が開かれました。
 10月3日(月)の最終講義では、福岡銀行、iBankマーケティング、広川町観光協会、冨久織物からお招きした審査員の前で、「“50年後も使いたくなる”久留米絣新商品の提案」というテーマで、学生によるグループプレゼンテーションが行われました。学生は、開発する新商品を、ターゲット、販売場所、プロモーション方法などのポイントをおさえながら提案。それぞれのグループが、学生ならではの視点やアイディアで発表を行いました。
 審査員として参加した福岡銀行地域共創部三浦副部長からは、「各グループ、テーマに沿ってよく考えられていました。良い商品だから売れるというわけではなく、良い商品を消費者にどう届けるか。それを考え、体験する良い機会になったのではないでしょうか」と講評をいただきました。
 また、同じく審査員を務めた広川町観光協会牛島氏は、「久留米絣はまだまだ高齢者のお客様が多い。固定観念にとらわれがちになるが、若者の皆さんからの提案に可能性を感じ、ワクワクした。私自身、勉強になりました」と、冨久織物冨久氏は、「商品の作り手として提案を聞いたが、勉強になった。マーケティングの視点で商品を見ることで、昔ながらの既存商品でも新しい売り方があるのではないかと気付かされました」と、感想を述べられました。
 受講した山岡開翔さん(経済学部経済学科2年)は、「受講前は久留米絣について知らなかったが、久留米絣について学び、どうすれば相手によろこんでもらえるかと思いながら商品提案を考えた。今回はとても良い機会になったし、刺激になった」とコメント。
 受講した学生にとって、実践的な学びの機会となり、また、自身のキャリアを考える貴重な経験となりました。