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2022.07.05

社会福祉学科が設立20周年記念植樹式を開催しました

 去る6月29日(水)、社会福祉学科の設立20周年を記念して、葡萄の木が大学チャペル南側に植樹されました。
 社会福祉学科は2001年4月に設立され、この20年間で約3,000人もの卒業生が社会に巣立ち、福祉分野をはじめ、社会の幅広い分野で活躍しています。この植樹式は、昨年10月に学科設立20周年記念事業として実施されたシンポジウム、記念誌発行に続く一連の事業として催されたもので、約40名の教職員・学生が参加しました。
 今回の植樹式では、聖書植物園管理・運営委員会委員長を務める須藤伊知郎教授からの祝辞が披露された後、倉田康路・学科主任が社会福祉学科を代表して「学科設立20周年を迎え、これまで多くの卒業生が、社会福祉学科で学んだ知識や技術を幅広く社会に還元している。この植樹式を、次の10年、20年に向けた社会福祉学科の新たなスタートとしていくことに加え、引き続き、社会福祉学科へのご支援をお願いしたい。」と挨拶しました。
 また、小林洋一・西南学院大学名誉教授から、記念樹として選ばれたブドウ科の一品種「ネヘレスコル」が紹介されました。葡萄は聖書において、七産物(小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブ、ナツメヤシ)とされる重要な植物の一つ、旧約聖書(民数記13:23-24)には、2人でようやく担げる「ネヘレスコル」の巨大なブドウ房が登場します。聖地で旧約聖書の時代に既に生まれていた品種が、三千年以上の時を超えて、本学の聖書植物園に加えられたことの意義は大きいと言えるでしょう。
 最後に関係者よって植樹が行われ、今後の社会福祉学科が「ネヘレスコル」のようにたわわな実りをつけることを祈り、記念植樹式を終えました。
 なお、今回植樹した「ネヘレスコル」は、キャンパス内の「聖書植物園」でご覧いただけます。聖書植物園については、こちらを御参照ください。https://www.seinan-gu.ac.jp/shokubutsu/list_search/



植樹の様子