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2022.06.27

「学生創発プロジェクト」最終審査会を開催しました

 
 6月22日(水)、西南コミュニティーセンターにて、「学生創発プロジェクト」最終審査会を開催しました。
 本プロジェクトは、学生の主体性や知的探究心に溢れた新しい発想に着目し、新たなアイデアを形にしたい学生への支援を目的として本学教育・研究推進機構が実施するもので、本プロジェクトに採択された学生団体の活動には、活動資金(上限10万円)が支給されます。

 当日は、1次審査(書類審査)を通過した学生6団体がプレゼンテーションを行い、子どもの教育格差、フードロス、入国管理・難民問題など、様々な社会課題に対して各団体が取り組み内容を発表。学生たちは、課題・問題を解決するためのアイデアや想い、それを実現するための資金計画などについて熱弁しました。
 審査員として参加した立石剛副学長は、「順位にかかわらず全ての発表が興味深く、各グループがよく取り組まれたと思う。学生ならではの新鮮な見方、捉え方が大学や社会を変える力になる。 大学は今後も皆さんの活動を支援していきたいので、学生の皆さんには積極的に意見、声をあげていただきたい」と講評しました。

 学生にとって、社会の課題を発見し、自ら考えて発案する力を身に付ける機会となりました。

<学生創発プロジェクト最終審査会結果>
1位 KARDIANOIA 模擬入管
2位 PEERS MEG
3位 Seinan VisMoot

 <応募団体>※発表順
・Seinan VisMoot
【取組内容】  模擬国際商事仲裁大会(VisMoot)のウィーン大会・香港大会・日本大会の出場に向けて活動を行う。今年は日本大会で優勝し、その後の海外での大会で予選ラウンドを通過することを目標とする。

・子どもの居場所
【取組内容】子どもの教育格差や貧困といった問題を解決するための糸口とするため、近隣小学校の児童に対し、学習面と生活面から、子どもの居場所作りの支援を行う。

・廃棄野菜と果物をスムージーに!
【取組内容】フードロスの解決を目的に、廃棄される予定だった野菜や果物をスムージーにして、西南学院大学で販売する。本取組みを通じて、フードロスの解決とビジネスの両立が可能かどうかを検証する。

・ KARDIANOIA模擬入管
【取組内容】日本を取り巻く入国管理・難民問題について学習する。「国境の狭間に置かれた人々に寄り添う」ことを念頭に、入国管理・難民問題について学生が主体的に学び、そこで得た知識をもとに発表会・講演会、メディア発信、体験シミュレーションを考案・実施する。

・ PEERS MEG
【取組内容】学⽣が中⼼となって「仲間による⽀え合いの活動」を実施する。今秋のサポート開始に向け、学⽣団体を設⽴した。主な活動として、バリアフリーマップの作成や障がいのある学生への授業内外でのサポートを行う。

・ 生理の貧困
【取組内容】生理の貧困という課題に対し、問題を認知してもらうための取組みを行う。大学内トイレでの生理用品を無償配布することで、データを取得し、生理の貧困問題周知のためのイベントを開催する。

●「学生創発プロジェクト」詳細▼
https://www.seinan-gu.ac.jp/education_research/news/20220418.html