5月27日(金)、西南学院百年館（松緑館）にて、西南学院大学女子同窓会（西南ゆりの会）・本学就職課・大学院課主催でキャリア支援セミナー「仕事のリアル」が開催されました。当セミナーは、コロナの影響で開催中止を余儀なくされていましたが、この度、2019年以来3年ぶりに開催。1部でライブトーク、2部でワークショップが行われ、参加した約30名の学生たちは、卒業生の“リアル”な話に真剣に耳を傾けました。

　1部では、西南ゆりの会・波多江愛子会長の「学生にとって就職は大きな関心事。仕事を選んだきっかけや仕事と家庭の両立などの“リアル”を伝えることで、皆さんの人生にとって役立つ内容になればうれしい。何かをつかんで帰ってほしい」という挨拶を皮切りに、西南ゆりの会理事、元キャセイパシフィック航空人事部長・後藤純子さんのファシリテートのもと、OGがライブトークを実施。糸島市役所経営戦略部情報政策課・三嶋直子さん、日本赤十字社福岡県支部(現在、日本赤十字九州国際看護大学に出向中)・橋本梨香さん、西日本電信電話株式会社エンタープライズビジネス営業部法人営業部門・飯笹可奈子さんが、今に生かされている学生時代の経験や職場での人間関係、仕事・人生のターニングポイントでの決断など、“仕事のリアル”について赤裸々に語りました。

　2部のワークショップでは、学生同士で感想を共有し、その後OGへの質疑応答が行われました。学生たちは、「仕事のやりがいは？」「ガクチカへのアドバイスは？」など、OGに率直な質問を投げかけ、「他人と違う自身のユニークポイントは何かを考えてほしい」といったアドバイスに、メモを取りながら熱心に聞き入っていました。

　参加した学生にとって、社会で活躍する先輩たちの本音を知ることで、自身のキャリアや将来を考える貴重な機会となりました。

＜西南ゆりの会について＞
https://www.seinan-yurinokai.jp/