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2022.04.01

学長からのメッセージ(目標を目指してひたすら走ること)

2022年4月1日

学生、教職員、関係者の皆様

目標を目指してひたすら走ること

                            学長 G.W.バークレー

 キャンパスの桜も満開になり、今日から新たな年度がスタートします。新型コロナウイルス感染症に振り回される日々も2年をこえました。この間、遠隔授業の実施など新たな講義スタイルが定着する一方で、課外活動や学生・教員との交流が制限されるなど、従来のキャンパスライフが送れない状況に直面しましたが、学生、教職員、関係者の皆様のご支援・ご協力により、一つ一つ乗り越えることができましたことに心から感謝申し上げます。

 新学期は、主として対面授業でスタートします(遠隔授業の実施に当たっては、科目担当教員から学生本人へ直接連絡が入ります)。遠隔授業を実施した当初は、全てが手探り状態で、非常に苦労したことも事実ですが、授業を提供する教員の工夫や授業を受ける学生の皆さんの前向きな姿勢によって、コロナ禍においても教育の質はしっかり担保されていると思います。コロナの感染状況によっては、多くの授業が遠隔に切り替わる可能性もありますが、どのような状況においても、大学として質の高い教育を提供していくということに変わりはありません。

 本日の入学式は、感染防止対策のため、午前・午後に分けて行い、付添者のご臨席につきましては、1名の新入学生に対し、1名までとさせていただきました。まだまだ制限はありますが、オリエンテーションやクラブ・サークル勧誘等も感染対策を十分に行ったうえで、実施をいたします。

 最後に、新年度を迎えるにあたり、一つの聖書のことばを覚えていただきたいと思います。それは、「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」(フィリピの信徒への手紙3章13節後半〜14節)

 学生の皆さん一人ひとりが、新たな気持ちを持って主体的に精一杯学ぶことができますように。そして、設定された目標を目指してひたすら走ることで、学生生活が有意義なものになりますように。