12月13日(月)、商学部・西田ゼミの授業の一環で、福岡財務支局による金融リテラシー講座を開催しました。この講座は、近年、電子マネーやQRコード、クレジットカードなど「決済」の在り方が多様化している中で、今後、社会との関わりが増えていく学生を対象に、経済や金融関連の知識を正しく理解する金融リテラシーの向上を目的に開催されたものです。

　講座では、日常生活で身近なものになりつつある「キャッシュレス決済」を理解するための講義やグループワークが行われました。講義では、各国と比較した日本のキャッシュレス決済比率の状況やキャッシュレス化を取り巻く環境など、近年の「決済方法」の動向について、説明がなされました。グループワークでは、「キャッシュレス」と「現金」それぞれのメリットとデメリットについて、各グループで話し合い、その後、架空の小売店の経営者の立場から、キャッシュレス決済の導入について各グループで検討し、発表しました。

　参加した学生からは「自分にあった決済方法を考えるきっかけとなった」「金融経済の動向にも関心が持てた」「キャッシュレスのデータが、マーケティングの高度化に利活用されていることなど、新たな知見を得ることができた」などといった感想が述べられ、学生の金融リテラシーの向上につながる講座となりました。