本学では、日本航空株式会社産学連携部人財開発グループマネジャーの新井敦子氏を講師としてお招きし、キャリア講座「ホスピタリティマネジメント講座」を行っております。

　12月1日の講義では、講義で学んだ言葉の力、聴く力、論理的に伝える力を活かし「褒めるもしくは感謝する」ことを意識的に1カ月実践し、自分におきた変化・感じたこと・気づいたことをチームごとにまとめプレゼンテーションを行いました。学生たちは「相手を観察する力がついた、相手との関係性によって対応を変える必要があった」「相手に喜んでもらえることで自分も幸福感を得た」などの様々な変化や気づきを、実際のエピソードを交えながら発表しました。日本航空株式会社リードキャビンアテンダント酒井麻衣氏はプレゼンテーションを聞き、「皆さんが感じた心の変化や対応の難しさは実際に働く現場でも起こりうること。これからも経験を重ね、コミュニケーションスキルを磨いてほしい」と学生にアドバイスを送りました。　

　学生による発表後、日本航空株式会社九州・山口地区支配人平井登氏は、「講座で学んだ成果を活かした良いプレゼンテーションであった。また、初対面同士で組んだグループ活動では、自分の意見を相手に伝えることの難しさも学んだと思う。これらの学びを今後も活かして欲しい。」と講評しました。

　翌週の講座最終回では新井講師より一人一人に修了証書が手渡され、受講した学生は「学んだことを日常で実践し、プレゼンテーションでアウトプットするプロセスを経て自己成長できた」と感想を述べました。